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適当に就活したら人生終わった話(新卒向け)

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最近ブラック企業やパワハラなどが世間で騒がれていますが、こういう事例もあるんだよ的なお話です。


私が新卒で入社した会社は客先常駐がメイン。自社開発なんてとてもじゃないけど手が回らないような小さな会社でした。IT系によくある、どうみても派遣だけど一応正社員みたいなやつです。別に給料が良いわけでもなく、一見して休みが多そうな仕事ではありません。

何でそんな会社に好き好んで入ったかというと「俺なんてゴミなんだから、こういう小さくて無名な会社しか取ってくれない。大手なんて受けるのは時間のムダ。俺ってば凄く合理的だよなー☆」という、臆病な自尊心と尊大な羞恥心の塊みたいな人間だからです。

自分で書いていても不愉快になりますね。あまりにも卑屈で。でも当時、自分の中ではそれをとても賢い選択だと思っているので、言い方は悪いですが、小さくてショボそうな会社を選んで就活をしていました。

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初めての面接

初めて受けた会社は北海道にある会社。ちなみに私は東京生まれ東京育ちです。北海道には縁もゆかりもないです。何故受けたし

面接は社長さんがわざわざ北海道からやってきて頂けるそうで、都内のホテルにある喫茶店みたいなところでやりました。最初は社長さんが事業内容の説明だったりをしてくれました。正直、HPみても住所と電話番号くらいしか書いていなかったので、面接で初めて詳しい事業内容を聞かされました。

あんま覚えてないですけど、大学と業務提携していたりしてほえーって思ったりしました。

その後、社長さんからの質問タイム。

  • 何でうち志望したの?
  • なんか技術あるの?
  • 軽く自己紹介してみてよ

極自然な質問ですね。私は事前に考えていた内容を説明しようとしました。しかし、当時から私はコミュ障としての資質を遺憾なく発揮していたのです。頭が真っ白になり、何も出てきません。それでも何か言わなくてはと、脊髄反射でこう答えました。

「たまたま求人で見かけたからです」

「授業でJavaを触ったくらいです」

「私は○○という名前です。年は○○です。趣味は寝ることです。おわり」

最初は笑顔で接してくれていた社長さんが、だんだん真顔になってきました。

それから先はあまり覚えていません。ただ間違いなく言えることは中身のある会話では無かったということです。社長さんは帰り際こう言いました。

「君、もっと聞かなくちゃいけないことあると思うんだけどねぇ」

多分私があまりにも質問しないので耐えかねたように言っていました。私もそう思いました

ちなみに合否は後日連絡すると言っていましたが、いくら待っても学校にも私にも一切連絡はありませんでした。と言う訳で人生初の就活は、糞味噌な結果に終わったのです。そして心機一転。次に履歴書を送った会社が私が新卒として入社する会社でした。

運命の出会い

確か面接は2対1だったかな?通された部屋で私は有無を言わさず上座に座りました。面接は自然体が一番だから練習はしない主義だったので、そういうことには疎かったのです。今考えるとよく受かったな...

自己紹介も早々に躓きました。

私「えと、私は、東京の生まれで、学校では...えと、えと...」
面接官A「...緊張してる?君、タバコ吸うかい?」
私「はい。吸いますが...」
面接官B「それじゃあ、皆で一服しましょうか?」
私「はい!」

面接に来たのに何故か全員でタバコ吸っている、シュールな絵が生まれました。

その後、緊張が解れたのか一気に饒舌になりました。あんなに喋ったのは人生初じゃないかっていうぐらいに喋りましたね。

そして数日後、無事にこの会社様から内定を頂き私の就活は終わりました。それからは卒論やら何やらで忙しくも充実した日々を送りました。卒業式の飲み会が本当に楽しかったなぁ...

本領発揮

4月になると早速、某大手SIerに常駐勤務となりました。研修なんて当然の如く無かったです。実践あるのみ...

最初の一週間くらいは稼働中のシステムの設計書を渡されてずーっと眺めていました。さっぱり分からなかったです。設計書なんて見たことも書いたこともなかったし、そもそもあんまりプログラミングに興味がなかったのです。

でもこういうのって、分からない部分を放置していると積み重なって雪だるま式に増えていくじゃないですか。おおよそホウレンソウが出来ない人間なので、あっという間に何が分からないのかが分からないという可哀想な状態になりました。

そのうち、常駐先の上司Aに目をつけられました。きっかけは些細なミスが原因です。

上司Aと上司Bに同じ仕事の指示を出されたのですが、微妙に言ってることが違いました。どっちが正しいのかわからなかったので、とりあえず両方を折衷してみたら駄目だったようです(そりゃそうか)。

その日から、グチグチ文句を言われたり、無視されたり...何故か上司Aと仕事上のペアを組むことが多かったので、余計に心労が祟りました。そして、私のガラスのハートは早くも限界を迎えました。

GW明けの月曜日。私が会社に行くことはありませんでした。

何とか家を出たは良いものの、会社近くの公園のベンチで項垂れて泣いていました。始業時刻になると、会社に電話を掛けました。

「すみません、辞めさせて下さい...」

こうして私のフレッシュ社会人ライフはわずか一ヶ月で終了。得たものは給料一ヶ月分と心の傷でした。薄々感じてはいましたが、やっぱり俺は社会にでるべき人間じゃない。そう思いました。

社会人は凄いんだ

皆当たり前のように会社へ行ってるけど、本当に凄いことだと思います。私には出来ませんでした。私は電車に乗ると酷い下痢を起こすようになってしまいました。

立派です。皆さんもっと誇っていい。とっても眩しいんです。新入社員の皆様。この時期は大変ですよね。ここが正念場だと思って、頑張って欲しいです。

ふと、この時期になると思い出すんですね。あの頃、もうちょっと我慢すればいい方向に転がったかもなぁ...と。

教訓

  • あまり社会を舐めないこと
  • 規模が小さいから、人数が少ないからとか言う理由で就活するのは辞めよう

私みたいなクズを一人でも減らすために書きました。適当にやってると 人生終わるぞ

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